① まずは“あんこ”について調べました!
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あん(餡) の起源は日本ではなく中国大陸にあるそうです。
日本には今から約1400年前!?
大和時代に遣隋使が大陸の文化とともに持ち帰ったと言われています。
当時の餡は、「食べ物を詰めるもの」として塩で味づけした肉や野菜で作られ甘いものではなかったんだって!
日本では仏教などの影響もあり基本的には肉を食べることを禁じられていたこともあり小豆を使って「餡」を作られるようになったみたい。 -
太陽と同じ赤い色をした小豆は、邪気を払う縁起の良い食べ物として重宝されていたこともあり、神様へのお供物や、身分が高い人への献上品として使われるようになったそう。
鎌倉時代、室町時代を経て「餡」に甘さが加わっていきます。
砂糖が貴重な時代はツル性植物の蔦から抽出した甘葛を甘味料として使用していたそうです。
その後、ポルトガルなどから砂糖が輸入されるようになり「あんこ」が甘いものになりました。 -
江戸時代には、砂糖が国内でも生産されるようになり、甘い「あんこ」を使った和菓子が一般化したみたいです。
「あんこ」深いですねぇ〜。
そして、ここからは珈琲の話。
珈琲が日本に伝来したのは、江戸時代。
鎖国していた日本ですが、長崎の出島でのみ貿易が許可されていました。
オランダ商人が持ってきてくれたとされています。Dank u wel! -
当時はお茶文化が浸透していましたので大きく波及することはなく、一部の通訳や役人が飲んでいたらしいので、ひょっとすると“あんじかん”していたかもですね。
少し脱線ですが、明治には少しづつコーヒーが文明開化とともに楽しまれるようになってきました。
珈琲愛好家が集う「パンの会」というのもあったそうです。
メンバーはなんと石川啄木、北原白秋、高村光太郎といった明治を代表する歌人や詩人。
日本橋のカフェに毎月集い、コーヒーや談義を楽しんだと言われています。
“ぱんじかん”してますね。